ES・履歴書の「学歴・職歴」の書き方対策
就活で必ず登場する書類にエントリーシート(以下ES)と履歴書があります。
どちらにも「学歴・職歴」を書くことが求められます。
学歴と職歴はどこからどこまでを記載すればいいのでしょうか?
記載例と併せて書き方について見ていきましょう。
まずは学歴の書き方から順を追って見ていきましょう。
①学歴を記載する前に1行目の中央部分に「学歴」と明記。
学歴を書き始める前に気付くかと思いますが、履歴書は「学歴」「職歴」と項目が分かれているわけではありません。
なので初めに「学歴」と記載する必要があります。
②その次の段(2行目)から年月が古い順になるように入学・卒業(修了)の経歴を書く。
一般的には中学校からスタートすることが多いようです。
中学校の入学・卒業 / 高校の入学・卒業 / 大学の入学・卒業 の年月を順番に書いていきましょう。
西暦や和暦かは生年月日欄や記入日欄と同じ方を選ぶようにしましょう。
学校名は必ず正式な名前で書きましょう。「高校✗」→「高等学校○」です。
学部や学科・専攻などが分かれている場合は、学校名の後ろに学部・学科(専攻)までしっかり記入します。どうしても1行に収まらない場合は、学部・学科名が変なところで区切れないように気を付けます。
大学の卒業年月の欄には「令和××年3月 〇〇大学□□学部○○学科 卒業見込み」と記入します。
※大学院の場合は「修了見込み」とします。
予備校については、大学受験や資格取得のための場合であれば一般的には記入しなくて構いません。
中途退学の場合は書く必要があります。
「中退」と略さず、「令和××年×月 〇〇大学□□学部○○学科 中途退学」と記入し、「◯◯◯◯により中途退学」と理由を明記するとわかりやすくて良いと思います。
新卒の場合は、正社員(契約社員)などでの就業経験がない限りは記載する必要はありません。
学歴を記入した最後の行から1行空け、その次の行の中央に「職歴」と書きます。
職歴がない場合は、その次の行に「なし」を記載します。
新卒の場合は一般的にアルバイトを職歴には含みません。
ただし、アルバイトでの仕事内容が応募先の企業が求めている専門的なスキルに直接関係している場合は記載するようにしましょう。
それ以外でアルバイトでの経験をしっかりアピールしたい場合は、自己PR部分などに記載すると良いでしょう。
文字の間違いや記入漏れ、読みやすい文字やバランスになっているのかを最後にもう一度チェックしてみましょう。
時間に余裕がある場合は1時間後など少し時間を置いてチェックすると間違いが見つけやすくなります。
■完成イメージ■
いかがでしたか?
学歴・職歴といえど書き方のルールがいくつかあります。
書き方のミスで必ずしも選考に不利になることはないかと思いますが、最後の2人に残った時に影響する可能性はありそうですよね…。
容易な部分と思わず、ゆっくり丁寧に書いていきましょう!