【対策③】立ち振舞をチェックし練習する

面接といえば、その受け答えを特に重視し練習をしますが、

いざ本番前に差し掛かると、「ドアは何回ノックする?」「椅子にはいつ座る?」「入室・退室時になにか挨拶はいるのか?」など、受け答え以外の疑問や問題が生じてきます…

面接で見られるのは受け答えだけでなく、面接前、入室、面接中、退室、帰宅までチェックされていることがありますので、最初から最後まで気を抜かずに立ち振舞に気をつけましょう。

 

気をつけるpoint1:時間には余裕を持って

面接時間ギリギリに会場に向かうのはやめておきましょう。

10分前には到着し、会場に入ってもよいと考えると、最低でも会場付近には30分前にはついていたいところです。

電車やバスなどの公共交通機関は必ずしも時間通りとは限りません。

また、早めにいくことで気持ちにも少し余裕ができますので、焦ることなくその後を対処することができるでしょう。

 

気をつけるpoint2:会場に入る前に行うこと

会場に入る前に、まずは身だしなみに問題がないかをチェックしておきましょう。

また会場のトイレなどでチェックするのではなく、少し離れた別のトイレなどで身だしなみの確認をしておきましょう。

会場周辺での行動をチェックしている場合もありますから、気の抜きすぎには注意が必要です。

 

また会場に入る前に、コート・マフラー・手袋などは外します。

会場内で着脱するのはマナーとしてNGですので、気をつけましょう。

 

気をつけるpoint3:受付の対応

会場内に入ったらまずは受付対応が待っています。

受付では、「○時より第一次面接のお約束をいただいております。〇〇大学のリクシネ太郎と申します。」などのように、来社した理由と、自己紹介をしましょう。

 

もちろん受付も会社の一部です。

元気に明るくハキハキと対応しましょう。

また会社によっては、受付に人はいない場合もございます。

その場合は焦って勝手に奥に入ってしまったりせず、周辺に内線電話がないか探します。

内線電話が見つかった場合は、その内線電話を使って指定された部や課に連絡をし、上記と同じように来社理由と自己紹介を行います。

 

探しても内線電話がない場合は採用担当者に電話をすると良いでしょう。

「お世話になっております。〇〇大学のリクシネ太郎です。

本日○時の面接のため来社いたしました。受付におりますが、どうすればよいでしょうか?」

などど聞けば、受付まで来てくれるか、なにか指示をくださいます。

 

気をつけるpoint4:面接前の待機時間

会場に到着して、すぐに面接が始まるケースは稀です。

面接が始まる前は、どこか別の部屋で待機するのが一般的です。

待機時間も面接だと思い、スマホをつついたりダラダラしたりなどの態度には気をつけましょう。

一緒に面接を受ける学生がいる場合も、必要最低限以外の会話は避けたほうがよいでしょう。

 

気をつけるpoint5:書類の受け渡し

待機時間に、採用担当者がES・履歴書・その他提出書類がある場合は、提出するよう求められます。

 

カバンから出してそのまま片手で渡したり、何も言わずに渡したりするのは感じ悪く思われます。

なるべく両手で、「よろしくお願いします」などと一言添えるようにしましょう。

 

気をつけるpoint6:入室の仕方

待機している際に、「どうぞ」と面接会場へ案内されます。

会場のドアの前に付くと、「こちらからお願いします」などと言われるので、そのままノックをします。

1.ノックは軽めに3回

 

2.「どうぞ」の声が聞こえたら「失礼いたします」と大きな声でいい、言い終わった後にドアを開けます。

※集団面接の際は、先頭の人のみノック。一つ前の人が椅子に向かってあるき始めたら「失礼いたします」と言って入室。

 

3.入室したらそのままドアを閉めます。後手ではなく、ドアに体を向けて閉まるまでドアノブに手を添えておきます。

※集団面接の場合は、最後の人のみ行います。

 

4.ドアを閉めたら、面接官の方を向き30度の角度でお辞儀をします。

「リクシネ太郎です。よろしくお願いします」と一言添えてからお辞儀をしても良いでしょう。

 

5.椅子に向かって歩き、椅子の左側に立つ。

※いくつか椅子がある場合は、ドアから一番近い椅子の左側に立ちます。

※集団面接の場合、先頭の人が奥の椅子に座り、その他の人はそれに続きます。

※集団面接の場合は、座る椅子に事前に指示がある場合がございます。

(先頭の方から奥の椅子にお座りください、など。)

 

6.指示があるまで座らない。

面接官から指示があるまで座りません。

「大学名と名前をお願いします」と言われることが多いので、名乗ります。

その後「着席ください」などと言われれば「失礼いたします」と一言添え座ります。

 

気をつけるpoint7:退室の仕方

面接官から「これにて面接は終了です」のような挨拶があれば

椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中お時間を頂戴し、ありがとうございました」とお礼の言葉を述べ、45度の深いお辞儀をします。

 

そのままドアへ向かって歩き、ドアの前で面接官側へ振り向き直り「失礼いたします」と次は15度から30度のお辞儀をし、顔を上げた際に面接官の顔を見ます。

そのままドアを開けて退出します。

 

気をつけるpoint8:退室後の行動

待機時間や面接中に「面接が終われば、そのまま帰っていただいて結構です。」と先に指示をもらっている場合が多いので、その場合はそのまま会場を後にして問題ありません。

ただし、通りすがりの際に会社の人とすれ違った時は元気よく挨拶するようにしましょう。

 

気をつけるpoint9:会場を出てからの行動

面接が終わって、会場のトイレなどはなるべく使用しないようにしましょう。

また先程も述べましたが、コートや手袋・マフラーなどは会場を出てから身につけます。

 

友達などと近くのカフェに行ったり、大きな声で話したりせず、その他に就活の予定がなければ直帰しましょう。

もしくは、会場から距離のある場所までいくようにしましょう。

 

会場周辺は、社員の人もウロウロしていますので、遊んでいたなどと報告されて、せっかく頑張った面接の評価が落ちてしまってはもったいないです。

 

 


いかがでしたか?

 

面接時のマナーって意外と多いですよね…

知らないこともたくさんあるので、事前準備なしではアタフタしてしまって面接でも緊張が続いてしまうかもしれません。

 

細かい部分をチェックされている場合も多いですから、気をつけるポイントはしっかり守って面接に挑みましょう。

 

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